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トラベルトレーラメンテナンスパーツ:温水タンク防錆ロッド

アメリカのキャンピングカーに搭載されている温水タンク(Water Heater Tank)の殆どは2社の製品で独占されています。今ではタンクを持たないオンディマンド式のRV温水器もあるようですが、殆ど(ほぼ全て)のRV(キャンピングカー)の温水器はタンクに水を溜めてその水をLPガスや電気又は両方の熱源で加熱してタンクの容量分の温水を供給するシステムだと思います。

RV温水タンクを独占するメーカはAtWood社とSuburban社の2社です

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<Atwood社のWater Heater Tank>

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<Suburban社のWater Heater Tank>

どちらも外見的には大差ないように見えます
両社製品の大きな違いは、タンクの防錆に対するアプローチの違いだと思います
Atwood社製のタンクはアルミ素材でタンクを作る事で防錆効果を持たせてありますが、Suburbanのタンクはスチール製なので、タンク内の水にAnode(陽極棒)を入れる事で水と鉄製タンクの化学反応より水と陽極棒の化学反応を優先させる事でタンク自体の防錆と寿命を保つ設計アプローチがなされています。
その結果、Atwood社のタンクは軽量というメリットがあります。Subrubanのタンクは重いもののメンテナンスをしていれば耐久性に優れるというメリットを持っています。
またSuburbanのタンクはタンク容量のバリエーションがAtwoodより多く、またリカバリタイムと言って温水を再加熱させる時間が短いという特徴があります。

私の1台目のトラベルトレーラ(保有期間3ヶ月)はAtwood社製タンクでしたが、2台目のトレーラはSuburban社製タンクです
操作方法はどちらも殆ど同じで大差ありません。ユーザとして感じる最大の差は陽極棒の有無です

Suburbanのタンクはタンク内の水を抜くドレインプラグに陽極棒が付いています
その陽極棒の材質はアルミ合金とマグネシウム合金の2種類があり選択できます。アルミ製の方がやや安価で、棒の寿命も長いようですが、タンクの防錆という点では水との化学反応を得易いマグネシウム合金製の陽極棒の方が効果が高いと思われます
私のトラベルトレーラは未だ新車なので陽極棒も新品ですが、年に1度の交換を推奨されているので早速マグネシウム製の陽極棒スペアを買いました。$18程度なので毎年交換するべきでしょう。
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写真の左の黒い部分がドレインプラグでその右の銀色部分が陽極棒です
陽極棒は率先して水との化学反応を担うのが役割なので、使用していると腐食してボロボロになります
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当然タンク内には陽極棒と水の化学反応で生じたものが溜まるので、定期的にその化合物を掃除する必要があります
中学(あるいは高校?)の化学だとMg(OH)2 という事になるのでしょうね




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by rvamerica | 2015-03-27 10:06 | トラベルトレーラ メンテナンス

アメリカ東部在住。37フィートのトラベルトレーラで北米のキャンプ場を巡るキャンピングカー旅行記


by rvamerica