アメリカをRVでエンジョイ

rvamerica.exblog.jp
ブログトップ

トラベルトレーラの牽引設定を自力で行なう

トラベルトレーラを購入してから1週間かけて自力でようやく牽引できるように各種の設定が完了しました。

設定をしなければならない主な装置は(1)荷重分散ヒッチと呼ばれる牽引装置(Weight Distribution Hitch)と(2)電動ブレーキ制御ユニットのゲイン設定です

荷重分散ヒッチとは、牽引するトレーラの荷重を牽引車両(Towing Vehicle)の車軸とトレーラ側の車軸に分散させのトーイングビークルの後輪車軸への荷重集中を避ける装置のことです。
。通常のヒッチにアームのような棒が2本付いていて、この棒をテコの原理のように使ってトーイングビークルの後輪軸にかかる荷重を分散させるようになっています
a0328535_11583504.jpg
具体的な効果としては、荷重によるトーイングビークルの後輪側の沈み込み量を軽減させ、安定した走行及び安全な操舵性と制動能力を確保することが出来ます。アメリカではこのWeight Distribution Hitchはとても一般的な装備で、私も迷う事無く購入しました。価格は大凡$250くらいで買えます。

さて、牽引する為にはトーイングビークル側にも専用の装備が必要です。私のトーイングビークルは2014年アキュラのMDXです。
アキュラのディーラでクルマに牽引に必要な装置を装着してもらいました。(1)牽引フックを取り付けるための牽引フレーム、(2)トレーラへ送る電気信号を送るのに必要なハーネス、(3)トランスミッションを冷却する為の冷却装置を付けました。これで最大5000ポンド(約2.5トン)の牽引能力が得られます。
次に写真やや右の大きな四角の穴に牽引フックを装着します
写真左側のプラスチックカバーは7ピンのコネクタ用です。このコネクタとトレーラを専用ケーブルで接続します
上の写真は牽引の為のシャンクとレシーバを一本のボルトで仮止めしたものをクルマのヒッチフレームに装着した写真です
シャンク(L字金具)には穴が幾つか開いていて、ボールの固定高さを調整できます。またレシーバの傾きも調整しなければなりません
上の写真はRVの台車の牽引フレーム(左側)と牽引車両のレシーバ(右側)とそのレシーバについている2本のアームです。RVの台座フレームを備え付けのジャッキでRVの高さを上下させることが出来るようになっています。上の写真はクルマをバックさせ、ボールが丁度RVのフレームの締結部分の真下に来るようにさせた状態です。クルマにはバックモニターが付いているのでお陰で車をバックさせるのにとても役に立ちました。調整はレシーバの高さ、シャンクからの傾き確度、2本のアームを吊り下げるチェーンのテンション調整の3ポイントです。
雨の中、頑張って調整しました。しかしどれも頑丈な鋼鉄製なので重くて翌日大腿部が筋肉痛になりました。自転車の筋トレをしたみたいです

約半日かけて雨の中、試行錯誤をしてようやく調整を終える事が出来ました。とにかくやる事なすこと全てが初めてなので、事前にYouTubeや取説を何度も熟読しイメージトレーニングをしてから作業に当たったのですが、調整に時間がかかりました。RVディーラに頼めば$200-$300くらいでやってくれると思いますが自分でやる事によって理解が深まり、本当に良い勉強になりました。いろいろ頭も(筋肉も)使いました。これで再調整が必要な場合でも自分で出来ます

さて、ヒッチの調整が出来た翌日の日曜は晴天でした。日曜はトレーラのホイールについている電動制御ブレーキの効き具合を調整する日です。
トレーラの車輪についている電動ブレーキの構造はこんな感じです。電磁気力でカムを作動させ、ドラムブレーキのシューをリムに押し付けることで制動がかかります
a0328535_12342868.jpg
さて、道路が乾燥するのを待って、家族全員をクルマに乗せて出発。
恐る恐る自宅を出発し、公道へ。
日曜の作業はクルマに装着した電動ブレーキ制御ユニットのゲイン設定です
上の写真のユニットが運転席の右下に付けた制御ユニットです。Tekonsha製のPridgy P3です。
このユニットの役目はクルマのブレーキペダルを踏んだときにRV車両のタイヤにも同時に制動をかける信号を送り、またトレーラのブレーキの強さの最適化を自動計算し、制動時にトレーラによってクルマが押される事がないように制御する事です。
アメリカではトラベルトレーラには電動ブレーキの装着が義務付けられていると思います。このP3は最新型の高性能モデルで非常に優秀です。減速し車速が落ちるに伴い、RV側のブレーキを徐々に強めてRV車両がクルマを制動するように働かせるブーストと呼ばれる設定も出来るのです。RV車両は約1.5トン近くあるので高性能な制動コントローラは大切です。
電動ブレーキの設定は、クルマが最大制動をかけた時にトレーラのタイヤがロックする一歩手前になるようにゲインを調整します。
約1時間近くかけてゲイン調整を終えました。これで安全に牽引できるようになりました

次にバックの練習を少ししました。トレーラを牽引してバックさせるとトレーラの動きはクルマのハンドルを切った方向と逆に動くので練習が必要です。何とかバックで駐車したい”大体の”場所にとめることが出来ましたが、もっと練習が必要です

練習後はRVを保管する契約駐車場まで移動。私の家がある自治会は規則でRVの長期駐車は不可なのでRV駐車場を借りました。
お隣さんにもRVが幾つか並んでいます

このクリスマス休暇はフロリダまでRVキャンプをする計画なので、キャンプに向けて足りない装備品を買う作業が残っています。備品カタログをここのところ毎日見てます


キャンピングカー ブログランキングへ
[PR]
by rvamerica | 2014-12-18 12:38 | トラベルトレーラ

アメリカ東部在住。37フィートのトラベルトレーラで北米のキャンプ場を巡るキャンピングカー旅行記


by rvamerica